きもの

訪問着

広げると絵画のようになる格調高いきもの

訪問着は留袖に続く準礼装のきもの。華やかさと品格があります。写真のように裁ち目をまたがって模様がつながり、絵羽模様のようになるのが特徴です。重厚な袋帯を合わせれば披露宴、授賞式などの改まった席に、華やかな帯を合わせればパーティーやホテルディナーなど、フォーマルからおしゃれなシーンまで、いろんな場所で活躍します。

色無地

帯や小物の合わせ方で、母娘で楽しめます

紋を入れると紋のない訪問着よりも格上になり、格調高い帯を合わせれば披露宴などフォーマルに着られ、お茶席や入卒式などにも活躍します。紋を入れなければおしゃれ着感覚で楽しめます。最近、おしゃれな地紋が入っているものが多くなりましたが、柄がない分、合わせる帯や小物によって母娘で楽しむことができます。

着用シーン：お茶会、入卒式、七五三、観劇、音楽会や美術館など芸術鑑賞

紬

独特の手織り感で、ぬくもりを感じるきもの

紬は、糸を染めてから織りで柄を表現する先染め織物。落ち着いた光沢と、凹凸のある表面で独特の風合いがあり、おしゃれ着として活躍します。温もりを感じるホッとできる着心地と、丈夫で軽いのが特徴です。日本各地で生まれる紬は、職人が糸に撚りをかけ、タテ糸とヨコ糸の本数を調整しながら織り上げるなど、各地ならではの伝統の技法を守り続け、創作されています。結城紬や大島紬が有名ですが、産地それぞれの特徴があるので自分好みの紬を探すのもいいですね。

着用シーン：お花見、紅葉狩り、旅先、観劇、食事会、カフェ

七五三

お子様の健やかな成長を願う

男の子は三歳と五歳、女の子は三歳と七歳でお祝いする七五三は江戸時代に生まれた風習で、子供たちの健やかな成長を祈ります。11月15日は七五三ですが、旧暦の15日が鬼宿日（きしゅくにち）と言われ、鬼が出歩かない日と言われたことが所以です。最近は早めに前撮りをして、10～11月に地元の氏神様にご家族でお詣りし、厄落としをします。

三歳の衣裳:お被布　兵児帯（へこおび）など柔らかい帯を巻き、その上に被布を着ます。
五歳の衣裳:羽織袴　鷲や龍など縁起の良い絵柄の羽織を着ます。
七歳の衣裳:きものと帯　四つ身と呼ばれる子供サイズのきものに袋帯を締めます。

パール

慶びの席も悲しみの席も活躍するジュエリー

母なる海から生まれたパールは可憐でつつましく輝き、ジュエリーのなかでもエレガントな存在。パールの別名は「人魚の涙」。人魚が流した喜びと悲しみの慈愛に満ちた涙が丸い形になったというエピソードもあります。パールの石言葉は「健康・富・幸せ」。これから成人されるお嬢様の幸せを願い、二十歳の贈り物としても人気があります。

箪笥

高級焼桐仕上げ箪笥

桐のたんすは防湿効果に優れ、防虫機能により衣裳につく虫を寄せ付けにくくします。耐火効果もあり軽量で取り扱いが楽です。岩手県宮古市で職人が手作りで制作いたします。

バーナ焼加工の焼桐浅引き10段箪笥

やわからな風合いと木目の美しさが特徴の岩手県産南部焼桐たんすです。各引出しにきものが2枚ずつ、またはきものと帯の1組ずつ入ります。
和室・洋室どちらにも合います。