令和7年（2025年）の成人式の振袖準備は3年前から始めるってほんと？実際みんないつから始めてるの？

3年も前から成人式の準備ってちょっと早すぎない？

進学や就職で地元を離れてからだと成人式の準備が大変

振袖選びを始めるタイミングとして、最も多くのご来店があるのが成人式の2年前頃です。しかしこの時期は受験や卒業式、進学や就職にともなう引っ越しなどでバタバタとする時期と重なります。

この時期は成人式準備より先に済ませないといけないことが多い、人生の中でも慌ただしく大事な時期。振袖選びは新生活が落ち着いてから・・と後回しになりがちです。しかしお嬢様が地元を離れてしまうと、なかなか時間がとれず、成人式の準備が進まないというお悩みもよく耳にします。

また私服で通う高校が増えたこともあり、卒業式は振り袖で参加する方が成人式と兼用で、振り袖を購入するというケースもあり、早い方は3年前から準備するという認識が広まってきました。

着付けやヘアメイクの予約を都合の良い時間に入れたい

これは身近な方のアドバイスや、インターネットの体験談でも多いトピックだと思いますが、成人式当日のお支度は、開催時間から逆算していいタイミングでしてほしい思うのが当然です。一般的に着付けやヘアセット・メイクの予約は、振袖の成約順に埋まっていきますので、早めに決めるのが有利といえます。
もしまた新型コロナウィルス流行等の緊急事態が起きて、式典が二部制になったり開催時間が変更になったりしても、成約順に時間変更を受付けるお店が多いと思います。 着慣れない着物で髪型やメイクが崩れないよう、長時間気を遣うのは思いのほか疲れるものです。
特に貧血を起こしやすいお嬢様は、前撮りは振袖で式典はお洋服で出席するという選択肢もありますので、お気をつけ下さいね。

振袖を購入orレンタルorママ振でお悩みの場合

振袖を購入するかレンタルにするか、お母さまやお祖母さまが持っておられる振袖をお直しして「ママ振」にするか、お悩みの場合も早めに動かれるのが無難です。 特にママ振は生地の状態や寸法などをチェックして、必要に応じてクリーニングやサイズ直し、場合によっては染め直しなどが必要になることもあるため、予想以上に時間がかかることがあります。
また着物の丈が足りないとサイズ直しできない場合があります。着られないと分かった頃には気に入った振袖は成約済みたいうことも多々ありますので、ママ振をお考えの場合はチェックだけでも早めにすることをおすすめいたします。

実際にお店に来ている人のスケジュール感はどんな感じ？

令和4年（2022年）6月現在、当店で一番多いのが令和6年（2024年）に成人式を迎える学年のお客様です。
成人式の準備を始める方の順位としては、真ん中あたりといえます。入試や就職活動で、本格的に忙しくなる前に振袖を決めておきたいというお客様が多いようです。

ちなみに成人式が令和5年（2023年）のお客様は、遅くとも春までに振袖を決められて、今は前撮りの撮影も終わりつつある時期です。
気温が高くなると空調が効いた部屋でも、振袖を着ると蒸れがちですので、撮影は過ごしやすい季節に済ませるのがおすすめです。

また新作や人気の振袖を希望されるお客様や、お支度の予約を早めに押さえたいという、令和7年（2025年）に成人式を迎えるお客様も来店されています。

振袖を早めに決めるにあたりお客様から寄せられるご心配の声

今はこの振袖がいいけど、3年後には好みが変わってるかも？

試着に来店されたお嬢様からよく「実際に着る時（3年後）に好み変わってるかも・・」という声が寄せられますが、当店で実際に振袖を選び直したいという要望が上がったことはありません。これは18歳前後になると好みの色やイメージが急激には変わらなくなるせいでしょう。

また振袖にもトレンドはありますが、基本的な形やシルエットが変わりませんし、色や柄のトレンドの変化も洋服ほど大きくないというのも理由の一つでしょう。
もし成人式後も結婚式やパーティで着用できるようにと振袖を購入される方は、年齢なりのアレンジを帯や小物類でできるデザインの振袖を選ぶといいでしょう。

また新型コロナウィルスが流行して成人式が中止になるかも？

新型コロナウィルスに関しては、ワクチン接種が進んで感染者数も大幅に減少していますので、再流行して成人式が中止になる可能性は低いと予想しています。
昨年も新発田市でも新潟市でも開催されました。仮にコロナが再流行したり、新たな要因で式典が中止になったとしても、お嬢様が成人するという大切な節目であることに変わりはありません。
そんな時だからこそ撮影だけでもして、振袖姿の成人の記念を写真に残しておくことようにしていただきたいと思います。

最後に

成人式というたった一日で終わるライフイベントに3年も前から準備するといのは、普通に考えると少し違和感があるかもしれません。
結婚式場の予約でも早くても1年前からと考えると、早すぎると感じる方も多いでしょう。しかし結婚式とは違い、同地域の新成人が同日に振袖を着て参加するため、どうしても人気の振袖や着付・ヘアセット・メイクの枠は早いもの勝ちになります。成人式はお嬢様の人生の大切な節目です。
せっかく参加するのなら、準備は早め早めに進めて、妥協なく最高の記念日にしてほしいと願っています。