丸洗い

お着物をきもの専用の丸洗い機と専用の溶剤で丸洗いします。

別名として、
生き洗い・京洗い・なぎさ洗い・みけし洗いなどがありますが、同じ意味です。

水は使用せず、石油系の溶剤を用いて洗浄するドライクリーニングです。
刺繍や箔の着物に対してもそのきものに合った方法で処置します。

丸洗いのタイミングですが、1年のうちに数回着用される方であれば、3回程度着用された後に。1年以上着用のご予定のない方は一度着用されたら丸洗いされると安心です。

落とせる汚れとしては
縫い目に入った目に見えないホコリ(カビの原因になります)や全体的なうす汚れ・衿や袖口の汚れ・皮脂汚れなどです。
落とせない汚れとしては
油性以外の飲食物のシミ・泥はね・血液・汗などです。

特徴としては2点。
①オゾンを用いて洗濯します。汚れが落ちやすくなります。また溶剤も絹にやさしいものを使用しております。
②洗った後は乾燥しますが、乾燥も多少生乾きの状態で乾かします。
 その後は1枚1枚専用の部屋で乾燥させます。

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